TT -Next Generation PET  次世代 PETをつくろう!


This page shows activites for the next generation PET-Project

An overview of Next Generation PET - detector which TT minds.
NPETはTOF-PETによる画像の鮮明さの追求と、DOIによる性能向上、最終目標はcompton-PETを作って、 患者さんの被ばく量を現在の1/3にする事です。 TOF-PET
Proposed detector for DOI-PET project
DOIとは、Depth Of Interaction の略で、ガンマー線の測定位置を奥行き方向に分割した測定器なら 位置分解能が向上する。これは特に中心からはずれると顕著に働きます。この実装は、細かな測定器を提案する我々の技術ではなにの問題もありません。今は3x3の構造で テストモジュールを作っています。中央の3x3=9本のシンチレータは3mmx3mmx15mmで回りを銀色の反射シートで包まれています。これを何層か積層してテストします。
次にこの構造からほぼ自然にcompton-PETのアイデアが浮かんできます。PET装置が捕まえるガンマー線は0.511MeVです。このようなエネルギーのガンマー線はシンチレータ内で半分以上コンプトン散乱を起こします。現行のPET装置ではコンプトン散乱を一端引き起こすと画像解析に使っていません。つまり患者さんは無駄な放射線を浴びています。あるいは、測定時間が延びています。捨てずに使おう!というのがコンプトンPET装置です。測定器内で一端コンプトン散乱を起こしたガンマー線は方向を変えて飛び出しますが、異なるシンチレータに入って測定されます。このように2回散乱まで取り入れる様にする と、収集効率が上がります。(すなわち患者さんの被曝量軽減,あるいは、短時間の測定が可能となります。)これが次世代PETとして実現されるべきと考えていますし、技術的にはほぼ完成しています。PET企業の動きに注目です。
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