当研究室(通称「HE (High Energy研」)では、大学院生を募集しています。
マスターコースの学生(学部4年卒業後進学)とドクターコースの学生(大学院修士課程修了者)を求めています。
研究室の研究分野(素粒子物理学実験あるいは高エネルギー物理学)を志望し一緒に試しにやってみようと思う学生諸君を歓迎します。大学でどのような物理をやってきたかは問いません。加速器を使った実験の一端を見て、来て、感じる、事が出来ると思います。
現在私のページに紹介するように、この研究室の活動には次のようなものがあります。
(1)LHC(陽子・陽子衝突型加速器で世界最大最高エネルギー)でのATLAS実験。この研究室はATLAS実験に正式に参加しており、2005年まで準備、その後の本実験を行います。これに向けて現在準備が進行中です。大学院の一部がこの準備研究(主に測定器の開発研究)に従事しています。研究は信州大学と神戸大学、東京大学、 KEK(高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所)等との共同研究で、実際は信州あるいはKEK(茨城県つくば市)で行われます。
(2)国内の電子・陽電子衝突型加速器であるJLC計画の推進。
本研究室はJLC計画を強力に押し進めており、この計画の実現に向けての予備研究計画に参加しています。その中で特に測定器でvertexと呼ばれる中心付近の位置検出装置の開発研究とカロリメーターと呼ばれる粒子のエネルギー測定装置の開発研究を行っています。vertex測定器の開発は、佐賀大学、KEK、信州大学等と共同で行っています。またカロリメーターの開発研究は、神戸大学、信州大学、筑波大学、KEKとの共同研究で行っています。実際の活動は、信州大学とKEKで行います。
(3)電子・陽電子蓄積装置の開発研究
(3)その他
これ以外に行いたい実験計画の提案やアイデアがあれば自由に議論し予備実験やシミュレーションを行います。
特にドクターコースの学生諸君の場合、これ以外に博士論文を目的として、他の実験を考える、あるいは選ぶ、あるいは開発することが行われます。
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興味のある学部4年生へ
是非 E-Mail (宛先; tohru@azusa.shinshu-u.ac.jp)をうつか、
連絡をしてみて下さい。 待っています。
郵便番号390、松本市旭3-1-1、信州大学理学部物理科学科、竹下徹
電話:0263-37-2898,FAX:0263-34-2358
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